家庭教師トライと東大友の会との違い(質と料金面からの比較) [トライ以外の家庭教師]

難関校を目指している方の場合、家庭教師の質は最重要事項ではないでしょうか。
なかでも「東大友の会」はその名の通り、現役の東大生講師を中心に、高学歴の学生を揃えている家庭教師会社です。

こちらの特徴は、なんといっても学生講師のみを派遣しているとあって、高学歴講師でありながらも圧倒的に料金が安いところにあります。
家庭教師には「プロ講師」と「学生講師」の二種類がありますが、時給の安い学生講師の方が月々の授業料も安いのです。
そのため、安い料金で高学歴の講師をお願いしたい方たちに向いている家庭教師会社が、東大友の会なのです。

そして同じく高学歴講師を派遣してくれる、家庭教師会社最大手の「家庭教師のトライ」。
こちらは学生講師とプロ講師の二種類を選ぶことが可能ですが、どちらも東大友の会と料金面から比較すると、かなり高めの料金設定となっています。

入会金にしても、東大友の会は14700円、トライは42000円と両者には大きな開きがあります。
そのため、同じ現役東大生講師を派遣してもらうのであれば、断然東大友の会の方が安くて良いと皆さん考えるかと思いますが、実は同じ現役東大生講師であっても、派遣される会社によって授業レベルが違うことをご存知でしょうか。

トライの場合は、採用試験の際に学歴以外にも、人間性やコミュニケーションスキルなども重要視されます。
そのためいくら学歴が高くとも、講師向きではないと判断された場合には、不採用となるようです。
不採用となる人物像とは、一般常識が乏しく、また学力は高くとも教える能力が低い人の事を指します。
なかでも高学歴であればあるほど、自分が勉強が得意であるが故に、勉強が苦手な生徒の気持ちが汲み取れない人も多いとのこと。
つまり、幾ら講師本人が高学歴であっても、教え方のスキルが低ければ何の意味もないのです。

しかし東大友の会では、採用時に学歴を最重要視しているため、なかには講師向きではない人材もいるとのこと。
また、授業方針も学生に一存しているため、講師レベルがそのまま授業レベルに直結してしまうのです。

このように幾ら料金が安くとも、講師レベルにばらつきがあるようでは少々問題でしょう。
そのためトライでは、採用した学生を育成することから始めるようです。
マナーを含めたご家庭でのあり方はもちろん、指導方法も徹底的に教えられ、その講座を修了して初めて家庭教師として派遣されるようです。

つまりトライの料金が高い理由は、このような講師の育成料や指導料が入会金などに含まれているからであり、全て講師任せの東大友の会の料金が安い理由にもここが関係しているのでしょう。
ただ、東大友の会では何度でも体験授業を5250円で受けられるため、気に入った講師と出会えるまで入会しなくても良いというメリットもあります。

トライの場合は体験授業は行っていませんが、本部の教育プランナーと呼ばれるスタッフが、生徒の学力や性格を分析して、最適な講師を派遣してくれるとのこと。
もちろん気に入らない際には無料で講師を交代してもらうことも可能ですので、全てを本部にお任せしたい場合には、トライの方が良いのかもしれません。

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