家庭教師のトライのCMはアニメ導入の先駆け [家庭教師のトライのCM]

忍者ハットリ君がインドでも人気なのを最近知りました。

忍者ハットリ君とは「ドラえもん」でお馴染みの藤子不二雄さんの
漫画作品です。ハットリ君という子供忍者が、普通の街の、
普通の子供の家で、その子と一緒にいろいろやっていくお話です。

はっきり言って、キャラ的な設定は、ほぼドラえもんと変わりません。
頭の中でドラえもんを忍者ハットリ君に置き換えてみて下さい。
大体そんな作品です。でもドラえもんとは違った楽しさがあります。
私も子供の頃、大好きでずっと見ていました。

忍者ハットリ君の、漫画のアニメ版が日本でも二十年ほど前に
放送されていました。そのアニメがインドで放送されて、
ブレイクしたそうなのです。

(…何がブレイクするかは本当に分かりませんね。
例えば人間で言えば金さん銀さん。あの二人も100歳でブレイク
するとは夢にも思ってなかったでしょう。
人間、諦めてはいけませんね・笑。)

ハットリ君がインドで人気が出たので、インドでは日本の
電化製品のCMにもハットリ君が採用されているそうです。

忍者ハットリ君がエアコンを売っているのを想像すると
不思議ですが、元々、インドでも親しまれているキャラクターで、
しかも忍者という日本の要素がしっかり詰まったキャラに
「日本のエアコンは良いでござる!」と宣伝させるのは
非常に分かりやすく、効率的だと思います。


アニメのイメージを崩す、と言うデメリットもありますが
アニメキャラを使ったCMは、そのアニメキャラを知っている人の
記憶に残りやすいと思うので、企業側としてはアニメの使用料を
支払ってでも、キャラクターを起用するメリットが十分あると思います。
(アニメキャラのコマーシャル使用料…結構高いそうです。)

特に、忍者ハットリ君だけでなく、他にもいろいろ
「昔のアニメのキャラクター」がアニメに起用されていますね。
購買層が30~70代と言った大人の層とすると、
丁度子供の頃に見たアニメのキャラクターが
あしたのジョーだったり、巨人の星だったりするのです。

購買層にとって懐かしいキャラがCMに出ていると思わず
見てしまいますし、思い出とリンクすることが多いので、
記憶に残る可能性が高いと思われます。

私は30代後半ですが、子供の頃「アルプスの少女ハイジ」が好きで、
毎回見ていましたから、ハイジを起用して評判が立った
家庭教師のトライのCMはつい見てしまいます。

人によって子供の頃の「好きなアニメ」は様々だと思いますが、
子供の頃、流れていたアニメは、好き嫌いなしに、やはり
懐かしいと思います。そう言った感情や記憶に上手く訴えかけた
ものが今時の「アニメキャラを使ったCM」なのだと言えるのでは
ないでしょうか。

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